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【腎臓の働き】
@老廃物の排泄
人間の身体を作る細胞が活動してる限り後々から老廃物が出てきます。この老廃物は細胞から血液に入り腎臓で血液から尿として排泄されます(老廃物は尿毒と言い換えることも出来ます)。老廃物は尿だけでなく、便や汗としても身体から排泄されます。
A水分調節
水分を沢山、摂取すると尿が沢山出て水分が不足がちなります。すると、老廃物を排泄するための最低限の尿しか出なくなります。
B電解質のバランス調節
腎臓は血液中のナトリウムイオン/カリウムイオン/塩素イオン/重炭酸イオンなどの電解質の濃度を調節しています。
C血液を弱アルカリ性に保つ
電解質を調節しながら血液を弱アルカリ性にしています。
D造血刺激ホルモンの分泌
骨髄に血液を造るように命令する「エリストポエチン」というホルモンを分泌しています。
EビタミンDの活性化
食物から摂取されたビタミンDは、肝臓と腎臓とで活性化されます。(活性化ビタミンDはカルシウムやリンを身体が吸収するのに必要)
F血圧の調節
身体の水分量やレニンなどのホルモンの働きを助け血圧を調節しています。
G不要になったホルモンの不活性化
たとえば血糖を下げるホルモンのインスリンも一部で腎臓で分解されます。糖尿病の患者が腎臓を悪くすると(インスリンの分解が遅くなり)血糖値は下がってくることがあります。

腎臓は血液をろ過し、尿として体外に水分を出す働きをします。
では…?
腎臓と水の関係はどうなっているのでしょうか?(謎)

※体内の水分分布
成人男性 成人女性 子 児 肥満型成人 痩せ型成人
60% 55% 70% 50% 65%
一般に脂肪量が少ないほど、体内水分量は多い。
脂肪量の多い人は、脂溶性薬物(例えば、免疫抑製剤のサイクロスポリンなど)を投与したとき薬物の血中濃度が高くなりやすい…

※分布(体重当たり/成人男性)
全体水分量(60%)
total body water
細胞内液(40%)
intracellular fluid
(ICF)
細胞外液(20%)
extracellular fluid
(ECF)
間質液(15%)
interstitial fluid
血液(5%)
(正確には血漿:plasma)
例えば50kgの人では「50×0.6=30となり、30kgつまり30リットルが全体の水分量となります。(30リットルの水を背負っている感じでしょうか?)

※水分以外は?
全体の水分量が60%とすると、残りの40%が固形成分であり、18%が蛋白質・15%が脂肪・7%が無機物質(Ca化合物など)となる。


人はどのくらいの水を飲めば済むのだろうか?
腎臓を患っていると水分量を気にしないではいられない…
それでは次に体液と腎臓について考えてみましょう^^
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